風邪は万病の元…

最近、耳にしなくなったような気がします。「風邪は万病の元」という言葉。私が幼い時、祖父母に良く注意されていました。お風呂上がりに裸んぼのままで遊んでいたり、外から遊び帰ってきたら必ずと言っていい程体調を崩していたからです。

冬の季節になったら靴下を履いたり、手洗いうがいをすること、一つ一つが成人になってから、看護師になったときに、「健康管理も仕事のうち」と言われ、しみじみ痛感しています。風邪とは言え、薬を飲んで栄養を摂取しておとなしくしていても、咳がずっと治まらなかったり、だるさが抜けなかったりと、数ヶ月も渡る体調不良さが残ってしまうことがありました。

風邪というひとつだけの病気でも、この、完全に抜けきらない症状が「万病の元」の原因になることをずっと、教えてくれていたんだと今でも頭に残っています。特に女性は、身体を冷やしてはいけないというのも風邪をひかない為に気をつけなければならない原因の一つというのも、幼い時は全く考えられなかったです。いつか気づくという「いつか」は、人によって気づく時期は違いますが、その「いつか」に気づいたときに、身近な大人に言われたアドバイスを思い出すと、きっと皆様も「風邪は万病の元」と少なからず一人くらいには言われた事があるのではないでしょうか?子供の時に言われた、風邪に関する言葉の一つ…「風邪は万病の元」

木枯らしが吹くような寒気を感じた季節の中、心の中でつぶやくと、当時の思い出と共に守られていたあの頃は、今でも鮮明に残っていて、自分自身の健康にも気を遣ってあげられるのではないかと年々、身に沁みる様になりました。