看護師も年代に応じた健康管理が大切
月曜日, 10月 17th, 2022看護の仕事はハードで病棟勤務では夜勤もあるため、生活が不規則になりがちです。そこでしっかりと健康管理を行い、自衛することが欠かせません。特に女性が生涯にわたって生き生きと看護師として働き続けるには、ライフステージの変化や年齢と共に変化する心身の状況に合わせた健康管理がポイントです。
新人の20代は学生から社会人になり、生活環境が大きく変化します。若くて体は元気でもストレスで心が疲れてしまうことが多く、月経周期が狂うことも珍しくありません。月経は健康状態を知らせるサインなので、月経の状態に気をつけることが健康管理に繋がるでしょう。
20代後半から30代にかけては結婚・出産・育児を経験する人が多く、母としての健康管理が重要な時期です。そのため、安心して妊娠・出産・子育てができる制度が整っている職場で働くと良いでしょう。また、ママさん看護師が多い職場も、子育てに理解があるので心強いはずです。出産をしないと決めている人も、婦人科系の病気が気になり始める年齢のため、検診を受けるなどして健康管理に気を配りましょう。
40代では管理職、子育ての真っ最中、家族の介護など人によって立場やライフスタイルが分かれてきます。仕事や家族を優先して自分の健康管理が疎かになる人も多いようです。その一方、更年期の症状が出始める時期でもあります。一人で頑張りすぎず家族や職場の同僚など、信頼できる人に相談しながら負担の少ない働き方を考えましょう。50代も更年期障害に悩まされる人が多くがんにかかりやすい年齢でもあることから、がん検診を受診して早期発見・治療が重要です。